ダニはプロテインが大好物です。
もしかして、あなたは常温でプロテインを保存していないでしょうか。それ、ヤバイかもしれません。
プロテインは、虫の繁殖活動に必須なタンパク質そのものです。ですからダニのような非常に小さい虫が爆発的に繁殖する可能性があります。
ダニはアレルギーの原因となることでよく知られています。アレルギー持ちの人は特に注意したほうがよいでしょう。
ダニ入プロテインを飲んでしまうと、最悪アナフィラキシーショックで激しい嘔吐や腹痛など急激な体調不良になり、死に至るケースすらあります。
今回は、そんな危険なダニからプロテインを守る対策をサクッと5つ厳選して紹介していきます。
プロテインのダニ対策5選
ダニ捕りシートでガード
かなり効果の高い方法です、私はプロテインを5kg単位で買っていて、冷蔵庫も小さいため常温保存しか選択肢がなくダニ取りシートで対応しています。
ただ、効果が弱い製品も多いいのでしっかり効くものを選んだほうがよいです。色々試した中でも「ダニ捕りロボ」は1番不満がなかったのでおすすめです。
それもそのはず、ダニ捕りロボは世界初の捕獲方式(おびき寄せるだけではなく、乾燥までさせ る)だからでしょう。
効果が弱いものだとダニだけ呼んでしっかり捕虫できないという、逆効果になることも頭に入れるべきです。
そのほか
トレーニングジムのロッカー
ジム用のバッグ
自家用車の車内
などプロテインを保存する可能性があるところに、お守りのように置いておくだけで安心できます。
密閉容器に保存する
密閉容器なら、しっかりフタが閉まっている限りは物理的にダニが侵入できないのでよい選択だといえます。
ただし、フタの締めが甘かったり忘れたりしては意味がありません。
ですから密閉容器はダニトリシートとセットで使ったり密閉容器に入れて更に冷蔵庫に入れるなどダブルで対策するのがおすすめです。
密閉容器は片手で押すだけで完全密閉できる「ポップコンテナ」が締め忘れやフタの締めがあまいリスクが少ないのでおすすめできます。
シリカゲル(乾燥剤)を投入する
プロテインは、湿気があると品質が劣化します。当然、劣化した栄養を体に入れるのがいいわけがありませんし、湿気によってプロテインがミクロの虫に好ましい環境になります。
特に梅雨の時期や高温多湿の夏は注意が必要です。湿気を防ぐためにも食品用のシリカゲル(乾燥剤)を入れておくことをおすすめします。
おせんべいなどには乾燥剤が入ってることが多いですよね、ただ粉末ゆえ湿気を吸い込みやすいプロテインにはなぜか入っていないことが多いです。
プロテインを劣化させないためにも乾燥剤でしっかり対策しましょう。プロテインは1kgなど普通なので対策に十分な量のシリカゲルを入れましょう。
冷蔵庫(冷凍庫)に保管に切り替える
冷蔵庫に余裕があり、プロテインを大量にストックしていない方なら冷蔵庫保管でも対応できます。基本冷蔵庫内はダニからは安全ですが四角い密閉容器に入れたほうが冷蔵庫内に置くのは便利です。
プロテインの容器は角がないものが普通なので意外と場所を取ります。
冷蔵庫でもダニは活動停止するだけなので常温保管をしたことがある場合は注意が必要です。常温にもどすと繁殖活動を再開します。
ちなみにプロテインパウダーを冷やすとダマになりやすいというデメリットがあります。
2019年9月 3日に日本テレビで放映された世界仰天ニュースの「冷蔵庫保管の落とし穴」でも常温保存してその後冷蔵庫に入れたお好み焼き粉でアナフィラキシーになる危険性が指摘されています。
スクープから水分が入らないように注意する
とにかく水分は注意してください。水に濡れるとプロテインが劣化したり腐ったりします。
さらに、ダニの水分補給にもなってしまいダニの増殖を加速させることにもなりかねません。
特にありがちな下のパターンに注意です。
濡れた手で、プロテインの付属のスクープを触わる
プロテインをシェイカーに入れた時にスクープに水がはねる
ダニ捕りロボの口コミでも効果が評判
東急ハンズやアマゾンで売上ナンバー1 累計販売個数1,300万個突破するなど実績から信頼性の高さもうかがえる。
»公式にも口コミがあるので参考にしてみてください。
どこでダニ捕りロボを最安で買えるかAmazon・楽天価それぞれ比較
ダニ捕りロボレギュラーサイズ5枚セット(ケース付き)で価格を比較してみました。
結論:公式での購入が最安になる
結論は、公式の定期コースを利用するのが最安になります。「定期縛りはない」ので途中のキャンセルも可能です。
ただ、2回目以降は詰め替え分だけの送付となり値段も4,980円と初回の約半分になり送料無料。なので、根気よく続けてお住まいのダニを徹底的退治するにはコスパがかなりよくなります。
賞味期限切れ飲んだら危険?ダニ目視できる?
プロテインの中のダニは目視を可能にする方法
紙など(黒が望ましい)平らな場所に薄くプロテインを広げます。
しばらく、観察してダニが潜んでる場合はもぞもぞ動きだします。小さいコナダニ体長が0.3mm程度なのでギリギリ目視が可能です。
ダニが粉の中でどのように動くのかは動画を参考にしてみてください
目が良くない人は虫眼鏡で観察してみましょう。
もし、ダニがいたらフンや死骸などで汚染されている可能性があるので捨てるしかないです。
賞味期限切れは飲んだら危険か
賞味期限は、あくまでおいしく食べられる期間なのでしっかりした環境で保存すればダニの問題はないでしょう。
ただし、保存期間が長くなればなるほどダニの侵入リスクは確率的に高くなります。そのため密閉容器やダニ取りシートでの対策をしたほうがよいでしょう。
ダニ入プロテインを飲んだらヤバイ
ダニがいるということは、繁殖して増殖しているケースがあり大量のフンや死骸が混ざっている可能性が高いです。
それらは全て、アレルギーの原因となります。最悪アナフィラキシーショックで命に関わる場合も想定できます。
世界仰天ニュースでも粉末食品のダニ汚染の危険を指摘
実は、粉末食品のダニの危険性が一般に広く知られるようになったのは、TV番組の「世界仰天ニュース」で2017年6月27日に放送された「お好み焼きを食べると、突然呼吸困難に!」だと思います。
お好み焼き粉にダニが大量繁殖したのを気づかずに、お好み焼きをたべ家族が次々とアナフィラキシーの呼吸困難で倒れたというお話です。
同様の事例は1933年にアメリカのニューオリンズで「あげパン」を食べた患者に発見されパンケーキシンドロームといわれます。
海外でも、死者が出ているほど危険なものです。
たとえ揚げても、アレルギー物質は残るため、お好み焼きのように熱を通しても同様に危険です。
番組で指摘されたのは「動物性タンパク質」がお好み焼き粉に含まれていため、ダニの爆発的な増加につながったという指摘がありました。
つまり、一番メジャーなホエイプロテインがまさに高純度の動物性タンパク質なのでダニ汚染の危険性はお好み焼き粉の比ではないと思われます。
ダニがプロテインでわく3つの理由
ダニがプロテインにわく理由はプロテインを含め粉末食品は、ダニが繁殖に適した環境になりやすいためです。
ダニの繁殖に適した環境は、
ダニは高温多湿な環境で増殖
動物性タンパク質は、ダニ繁殖に最適なエサ
簡単に隠れられ外敵がいない
ダニは高温多湿な環境で増殖
ダニの繁殖適しているのは高温多湿。 具体的には温度20-30℃、湿度60-80%が好環境。つまり日本の梅雨明けから夏あたりが特にヤバイわけです。
プロテインは、湿気に弱く水分を含むと一気に劣化します。冬場でも加湿器を使ってる場合も多湿になってるケースがあるので注意しましょう。
寒くても活動を停止するだけで死ぬわけではないので、冬でも暖房などで室温が上がれば活動を再開します。
動物性タンパク質は、ダニ繁殖に最適なエサ
ホエイプロテインの動物性タンパク質は、ダニの爆発的な増殖に最適なエサになります。
開封したときからダニ侵入のリスクはつきまとうので密閉容器やダニ取りシートでしっかり対策しましょう。
簡単に隠れられ外敵がいない
ダニは、光を嫌います。
そのため、パウダー状のプロテインは絶好の隠れ場所になります。
このように、プロテインは「高温多湿」「動物性タンパク質」「隠れ家」という役満が揃ってしまいやすく、ダニの温床になる可能性があります。
ダニの生体を更に詳しく理解する
この動画でダニの生体が理解できます。注:拡大ダニ画像あり
プロテイン ダニ対策5選 賞味期限切れ飲んだら危険か 保存方法まとめ
プロテインは、ダニが繁殖に適した3つの状況「高温多湿」「動物性タンパク質」「隠れ家」に陥りやすいことが分かりました。
それを防ぐには、密閉容器で管理するのがおすすめです。
また、プロテインは湿気で劣化するので食品用シリカゲルなどで湿度が高くならないようにしたほうが劣化が少なくなります。また、ダニが好む湿気を乾燥剤が吸収することができます。
冷蔵庫に余裕がある場合は冷蔵庫に入れると安心できます。しかし、冷蔵庫の場所を相当とってしまうので、密閉容器にシリカゲルそしてダニ捕りロボなどのダニ取りシートを併用することで現実的にダニからプロテインを守ることができます。
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